生命保険の保険料は過去のデータをもとに予測をたて計算されています。後で足らなくなることが無いように、安全性を見込んだ数字が織り込まれ、この数字に沿った概算で保険料が徴収されます。安全性を見込んだ数字なので集めた保険料があまるケースが出てきます。この余ったぶんが配当として加入者に返されるのです。
そのケースは、
■費差益■
当然かかるだろうと予測されていた経費がかからなかった場合
■死差益■
過去のデータから計算された死亡率よりも実際の死亡率が低く、死亡保険金の支払いが少なく済んだ場合
■利差益■
あらかじめ予定した運用利回りよりも実際には高い利回りで運用でき、予定よりも利益が出た場合
実際には死亡率が低下したり、経費節減ができても、高金利時代に高い運用を約束しながら低金利時代となって運用がマイナスになっている保険については、配当が出ない状況なのです(逆サヤ)。
たとえ余剰金が出ても配当として戻さない約束になっている無配当保険は、配当を戻さない分安くなっています。また、運用として利益が上がった場合のみ配当の対象となる保険もあります。例えば5年毎利差配当保険は、大手保険会社で商品として扱っています。
保険料に支払いにまったく余裕のないという人は、配当の無い保険を選び、多少でも余裕があるなら運用次第で配当が期待できる一部配当の商品を選べばよいのです。