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「命の値段」が保証金額?



生命保険の死亡保険金の金額が、自分の命の値段と思い込んでる方がいます。

1億円の高額保険に加入されていた方に、何故1億円もの保険に加入したのかを聞くと、
加入の際、営業職員の方に「○○さんくらいのポストの方なら、命の値段も最低でも1億円は必要ですよ」と言われたからだそう。社会的な地位もあるこの方は、そう言われて自分の命なら1億円以上の価値があるはずだと思ったそうです。

ですが、これは保険販売上のお世辞です。契約した保険金1億円は命の値段ではなく、いざと言う時の遺族の生活を補填するためのもの。リスクヘッジするためのものです。
健康で事故にあわなければ、1億円に対する月々のリスクヘッジ料(保険料)は掛け捨てになるだけです。

高額な保険料を支払うために、現金で貯金する余裕が減っているとの事です。
この方は、もう一つのリスクの存在に気付かなかったのです。
人生のリスクには死ぬというリスクのほかに、不安な年金制度の長寿社会になって長生きするというリスクも近年でてきました。

1億円の保険ですから、2000万円の保険に加入してる方と比較すると、
5倍もの高額な金額が死亡時に入ることになりますが、保障期間中に死ななければどうでしょうか? 
つまり、どちらの保険に加入した方も何も無く無事に満期をむかえる場合です。


保険期間が20年といった定期保険の場合ですと、
この例の場合の保険料差額は4〜500万円になり、その分は掛け捨てる事になります。一方、毎月の保険料が少なかった場合は、この分の貯蓄が出来ているかもしれません。
30年やそれ以上の場合で保険料が上がることを考えると、実際には1000万円近い差額になります。

長生きに備えるためには、保険だけではなく現金も必要になってきます。
保険という単一のリスクヘッジだけではなく、複数に分散させておくことが、もっとも堅いリスクヘッジのポートフォリオと言えます。





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